2025年4月23日~25日に東京ビッグサイトにて開催されたJapan IT Week 春において、パキスタンパビリオンが盛況のうちに幕を閉じました。多数の来場者がパキスタン企業の多様かつ高度な技術力と熱意に触れ、非常に活気のある商談が展開されました。
パキスタンパビリオンでは、ソフトウェア開発、AI・サイバーセキュリティ、クラウドサービス、産業用ソリューション、、e-commerce、CRM・マーケティング、ITアウトソーシングなど、様々な事業領域に強み・実績を有する現地企業が出展されました。
今回の出展は展示目的ではなく、ビジネスラウンジとして個別商談が主な目的でしたが、それでも多くの日本企業が偶然ではなく、目的地としてパキスタン・パビリオンに訪問されるなど、また行政がブースを訪れて活発なディスカッションが行われるなど、その注目度の高さが伺えました。
出展企業と来場者の間では、技術領域ではコンピュータービジョンやAI、また事業ドメインでは介護やe-commerce、またBtoBのソフトウェア開発等、具体的な課題解決策を模索する詳細なディスカッションや、将来的な協業・連携の可能性を広げる前向きな意見交換が行われました。商談に参加した企業からは、「価格競争力だけでなく、パキスタンの技術レベルの高さが印象的であった」「日本の大手企業でエンジニアとして勤務していた方がCTOとは思わなかった。社内コンセンサスも取りやすいため、協業に向けて前向きに検討したい」といった声が多数寄せられ、今後の取引拡大に対する期待が一層高まりました。
また、出展企業の中には、その場で日本のIT企業とMOUを締結するなど、期間中に早くも成果を収めるなど、需要及び供給両方の観点から今後の日本市場におけるパキスタン企業に対するニーズが増えていくと予想されます。
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