【顧客事例紹介】パキスタンテック企業の魅力 – UBPインベストメンツ株式会社

パキスタンハイテク技術推進プラットフォームでは、パキスタンのテック産業・企業の魅力を日本の企業様にお届けしています。今回は、パキスタンのテック企業と協業経験のある UBPインベストメンツ株式会社のファンドマネジャー兼アナリストの小松氏にインタビューさせて頂きました。


事務局:
パキスタンテック企業との協業の背景を教えてください。

小松氏:
弊社ではコーポレートガバナンスに注目をしました日本企業の日本株のロングショートファンドを運用しております。その投資先の選定におきまして、それぞれの企業様がどういった役員報酬制度を採用しているのか、また業績評価指標KPIとしてどういった指標を重要視しているのかといった点に関心がありました。こうした情報が1目で分かるように有価証券報告書の中から重要なキーワードを抜き出してそれを自動仕分けする、役員報酬制度を5段階程度にクラスタリングするアプリケーションの開発を進めておりました。


事務局:
パキスタンの企業をパートナーに選んだ理由を教えてください

小松氏:
弊社では過去にパキスタン企業様にITシステム開発の委託経験があり、その際に十分満足できる開発成果が得られていた経験がありました。加えまして、今回のようなAI・機械学習といった最先端技術に非常に知見の深いIT企業様が多いということ、また開発コストが安いため今回のようなパイロットケースや小規模開発には非常に向いていると感じていることなどが主な理由です。

事務局:
パキスタンテック企業の印象を教えてください。
またどのような競争優位性があると思いますか?

小松氏:
欧米で最先端技術を学んできたエンジニアの方が多いようで最先端技術に関する知見がとても深く、またもちろん英語でのコミュニケーションが可能です。また、他のオフショア先と比べますとより少数精鋭色が強いのではないかと感じております。最先端技術のパイロットケースやいわゆるアジャイル型と呼ばれるような小規模開発に非常に向いているのではないかと感じております。


インタビュイー・プロフィール
UBPインベストメンツ株式会社
ファンドマネジャー兼アナリスト 小松将大氏